オーディナリー写真館2014/02/28 09:33

昨日は友人が出演する舞台の撮影に行ってきました。
仕事ではなく、自分のスキルをあげるために撮らせていただく撮影です。
友人も、記録に残るのでありがたい、ということで。

シャッター音が気になるかもしれないので、ということで、通し稽古を撮らせてもらいましたが、客席を気にしなくていいので自由に動いて撮ることができて、とても撮りやすかったです。

舞台はライティングされているので、フラッシュは使いません。
明るく照らされているときはいいのですが、あかりが押さえられているシーンは難しかったです。

舞台といえば、週末に子供が習っている音楽の発表会があったのですが、フラッシュは使わないでください、というアナウンスをされているにもかかわらず、けっこうな数のかたがフラッシュをたいて撮影されていました。

カメラに内蔵のフラッシュは、舞台上の被写体にはまず届きません。
なので、使っても無駄なのですが、たぶんそれを知らないのと、あとは自動でたかれてしまう設定になっていることが多いので、止めかたをご存じないのだろうな、と思って見ていました。

フラッシュを使っても無駄ですということ。
止めるにはこういう記号のボタンを押してくださいということ。

この二つをアナウンスしたらだいぶ減るんじゃないかと思いました。
フラッシュを使わなくする設定は、メーカーや機種が違っても、だいたい同じマークなので。


ところで、今日書こうと思ったのは、昨日思いついた写真のサービスのことです。

お宮参りとか、七五三とか、成人式とか、結婚式とか。

そんなハレの日にきちんと写真館などで写真を撮ることは多いけれど、ふつうの日はどうだろうか、と。

なんでもない日常、そんな日を写真で残せたら素敵じゃないか、と。

そんなことがふと沸き上がってきて、ツイッターでつぶやいていたら、またしても背中を押してもらいました。

撮影メニューとしてまとめ、仕事にしてみることにしました。
どんな内容なのか考えてることをまとめて、必要なメニューや検討しなくては行けないこともいろいろあるのですが、まずは決心を記しておこう、と。

そんなわけで、今日からこのブログのタイトルは「オーディナリー写真館」です。

オーディナリーな日常こそ特別な日々。
Ordinary Photo Life.

鈴木明子選手インタビュー全文2014/02/21 10:50

昨夜は撮影してきた写真の処理をしながら、ソチオリンピックの女子フィギュアスケート フリープログラムを見ていました。

浅田選手の演技はもうすごかったですが、鈴木選手も素晴らしくて。
最後のポーズの振り返って笑顔のところがとても好きです。

鈴木選手の試合後のインタビューがものすごく心に残って、どこかに全文を書き起こしている記事はないかと探してみたのですが、見つからなかったので書き起こしてみました。

ほんとは写真のブログなのですが、残しておきたいので。
鈴木選手の発言は、「えーと」「あの」といった部分のみカットして起こしています。
インタビュアーのかたの発言は、分かりやすくするため、趣旨を変えずに少し手を入れています。

■鈴木明子選手インタビュー全文

できなかったこともありますけど、ただ、今できる精いっぱいは、とにかく最後まであきらめずにやれたので、まずはほっとしています。

-リンク中央に向かうときはどんな気持ちでしたか。ちょっとは不安はありましたか?

ずっと足の痛みがあったんですけど、病気で滑れなかった時期があったのでそれを思ったら、それだけで幸せだなと思って立ったので、あまり不安とか緊張よりも、とにかく、大げさですけど生きてるなって思いました。

-鈴木さんがトリノオリンピックのときになにか力をもらったと前におっしゃっていましたが、今日の鈴木さんのソチの演技で、今回、同じように鈴木選手の演技を見て感じた人もいると思うんですね。
そのあたりどういうふうに感じてますか。

正直言って、ここまでの年齢まで続けられるとは思いませんでしたし、やはりいますごく若くしてみんな出てきているんですけど、そこで、今ダメだからとあきらめるのではなく、その、遅咲きでも、がんばれるというところが、少しでも未来のスケーター達やほかのかたにも伝わって、何歳からでもやろうと思ったときにできるという気持ちが伝わればいいと思います。

-最後と決めたシーズンに、全日本で初優勝があったり、ソチオリンピックもいろんなことあったと思いますけれど、ほんとにいい時間が過ごせてますよね。

はい、とてもいい経験になりましたし、これがさらに今後の人生に生きると思います。

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何歳からでも遅いということはないと思うし、何歳からでもやれると、私も思ってます。

写真を撮る人になりたくて、今年は年初めから、ずっとカメラマンのアルバイトに応募していました。
仕事での撮影経験は、ライターとしてのかたわら、文章に添えるスナップや資料撮影程度なので、職務経歴書や履歴書だけで落とされること多数。

もっと若いうちからやっておけばよかったのかもしれません。
でも、その時は別のことがやりたかったし、それはそれで叶えました。

ようやく契約してくれる会社が見つかって、昨日は初めて現場に出ました。
まだ本番ではなく、研修です。
先輩のカメラマンのかたに撮影した画像をチェックしていただき、色やホワイトバランスなど指示を受けながらの研修でした。

ここを超えたら、ようやく一歩。
そんな日に、これまでの自身の演技のすべてを超えるような浅田選手の演技、輝くような笑顔の鈴木選手の演技を見て泣いて、最後にこのインタビューをきいて、また涙が出ました。

積み重ねてきた日々ややってきたことは裏切らない、って、こういうことなんだな、と思わされました。
私も信じて、進みたい。
どこまでやれるか分からないけれど、まだあきらめたくないので、叶えたい夢までの日々をがんばっていきます。

今日の一枚は、前に日比谷公園で撮影した写真です。
去年の6月に撮りました。

スタジオ撮影してきました2014/02/12 14:33

一昨日の月曜日になるのですが、急遽、連絡をいただき、友達のアーティスト、清水友美さんをスタジオで撮影させていただいてきました。

お友達のかたが撮影のためにスタジオを押さえられていたのですが、衣装替えの間など自由に撮っていいとのことで。
清水さんも自分を撮ってくれるカメラマンを探していたそうなのですが、見つからずにいたところ、ちょうどツイッターで私がレンタルスタジオのことをつぶやいていて反応してくださり、せっかくなので、と。

こちらはCanon Kiss X4で撮影したもの。
5D Mark2も持っていって両方で撮りました。

スタジオのライトがあったので、途中から借りて当てて撮りましたが、やっぱり女性はしっかりライトを当てて、+補正で撮ったほうがきれいかな、と。
スタジオに慣れてなかったので、この反省を活かしてまた撮りたいです。

衣装を3つもってこられていたので、衣装チェンジもして、部屋にあった鏡台や長椅子など、シチュエーションを変えて撮っていたら、二時間あっという間でした。
スタジオは三時間押さえられていたのですが、私の時間がなかったので急いでしまいましたが、もう少しゆっくり、落ち着いて撮りたかったな。

清水さんはダンサーもされているので、ポーズも表情もきまっていて、写真がよくなかったら完全に私の責任。
次はもっとストーリーと構成をしっかり考えて撮りたいです。

青空2014/02/07 11:17

今日の一枚は青空です。
撮影日時を見ると、2010年9月19日となっていました。
秋の初めの空ですね。

空が好きで、ときどき撮ります。
真っ青な空もいいけれど、こんなふうに雲が流れてるのが好きです。

ある日、この写真をFacebookのカバー写真にしたら、馬場俊英さんの歌を通じて知り合った友達が、風の羽衣だね、と。
馬場さんの歌に「風の羽衣」という歌があって、それをイメージしてくれたんですね。

そのあと、偶然にも発表された新曲のタイトルは「青空」でした。
青い空と白い雲が出てきます。
「青空」はPVがこちらから視聴できます。
http://www.youtube.com/watch?v=xw1TI624uJo

いつも馬場さんのライブにいくと、そこで会うかたから、いろんなものをいただくので、私もお返しになにか、と思って、去年は缶バッジを作りました。
最初に作ったのが青空バッジ。
そのバッジに使った写真です。

日比谷公園の日だまり2014/02/06 13:39

今日の一枚は、日比谷公園で撮影した写真です。

去年の6月くらいに撮ったもの。

去年、一昨年と「東京シャッターガール写真展」というグループ展に参加しました。
「東京シャッターガール」は、写真部に所属する女子高生が東京の街中を撮影していくコミックスです。

このコミックスがショートフィルムというかたちで映画化されることになり、そのうちの一本で写真が必要ということで、日比谷公園に行ったときに撮りました。

写真展の参加者数名が撮影していたので、誰のどの写真が使われるか分からなかったのですが、嬉しいことに、この写真も使っていただきました。

手塚眞監督作品「わたしは、シャッターガール」で使われています。

手塚眞監督から撮影テーマがいくつか提示され、そのうちの「ぬくもり」で撮影した一枚です。

映画公開とほぼ同時に開催された「東京シャッターガール写真展:2」で手塚眞監督にお会いすることができ、その時に、この写真を使っていただいたことはうかがったのですが、その後、東京都写真美術館で上映を見て、スクリーンいっぱいに自分の写真が映し出されたときには、ものすごい驚きと感動がありました。

映画の中で、小さく出てくるだけかと思っていたら、スクリーンいっぱいだったのが、とても意外で。
クレジットにも名前を入れていただいていて、一生忘れない思い出です。

ほかにも数枚、映画の中で使っていただいた写真があるので、また順にアップしていきます。